町田市のアライグマ駆除
町田市のアライグマ駆除|費用相場・法的注意点・対処法【2026年版】
町田市でアライグマ被害が急増しています
東京都町田市では近年、住宅街へのアライグマの侵入被害が深刻化しています。アライグマは特定外来生物に指定されており、屋根裏への棲みつきや農作物被害、さらに感染症のリスクまでをもたらす危険な存在です。町田市は多摩丘陵の南部に位置し、鶴見川源流域や小野路の里山が住宅地に隣接しているため、アライグマが生息地から容易に住宅へ侵入できる環境にあります。成瀬・金森・つくし野など神奈川県境の住宅地では被害報告が特に多く、相模原市や川崎市から県境を越えて移動してくる個体も確認されています。
アライグマと特定外来生物法|なぜ自分で捕獲できないのか
アライグマは特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(特定外来生物法)によって「特定外来生物」に指定されています。この指定は、アライグマが在来の生態系・農林水産業・人の健康に深刻な影響を及ぼすと認められているためです。
特定外来生物法のもとでは、アライグマに対して以下の行為が原則として禁止されています。
- 許可なく捕獲・採取・譲渡・販売すること
- 野外に放つこと
- 輸入すること
つまり、「家に入ってきたから自分で捕まえよう」という行動も、無許可での捕獲として違法になる可能性があります。違反した場合、個人では3年以下の懲役または300万円以下の罰金、法人では1億円以下の罰金が科される可能性があります。
捕獲するためには、都道府県知事や環境大臣の許可が必要です。一般の方が個人でこの許可を取得することは非常に難しく、実質的には行政の許可を受けた専門業者に依頼することが唯一の現実的な対応策です。
町田市でアライグマが増えている理由
町田市でアライグマの目撃・被害が増加している背景には、いくつかの地域特有の要因があります。
- 多摩丘陵・鶴見川による移動経路の確保:アライグマは水辺を好み、鶴見川やその支流を移動経路として市内全域に生息範囲を広げています。町田市は鶴見川の源流域にあたり、河川沿いの緑地がアライグマの格好の移動ルートとなっています。
- 相模原市・川崎市からの流入:町田市は南側で相模原市・川崎市と隣接しており、県境を越えた害獣の広域移動が確認されています。隣接する自治体の山林・丘陵地からの流入が、町田市内の個体数増加に拍車をかけています。
- 豊富な餌場と棲みか:戸建て住宅が多い町田市では、家庭菜園・果樹・ゴミ置き場など餌となる資源が豊富です。断熱材が施された屋根裏は保温性が高く、子育ての場として非常に好まれます。
- 天敵の不在:北米原産のアライグマには日本国内に天敵がほぼ存在せず、個体数の自然抑制が働きにくい状況です。
被害の具体的な症状
アライグマによる被害は多岐にわたります。以下のような症状に心当たりがある場合は、早急に専門業者へ相談することをおすすめします。
屋根裏・天井からの異音
夜間から明け方にかけて、屋根裏で「ドタドタ」「ガサガサ」と重みのある足音がする場合、アライグマが棲みついている可能性があります。体重が4〜8kgにもなるため、ネズミとは明らかに異なる音がします。
糞・尿による汚染
アライグマは特定の場所に繰り返し糞をする「ため糞」の習性があります。屋根裏や庭の一角に大量の糞が蓄積すると、天井材の腐食・悪臭・シミの原因となります。
農作物・家庭菜園への被害
トウモロコシ・スイカ・ブドウ・柿などを好むため、家庭菜園や果樹への食害が発生します。器用な前足で収穫直前の作物を荒らすため、被害額が大きくなりがちです。町田市内の薬師池公園周辺や小山田地区の農地でも被害が報告されています。
感染症リスク
アライグマはアライグマ回虫・狂犬病・レプトスピラ症・アライグマジステンパーなど、人や家畜に感染しうる病原体を保有している場合があります。糞に触れたり、引っかかれたりすることで感染するリスクがあるため、素手での接触は絶対に避けてください。
町田市でのアライグマ駆除費用相場
アライグマ駆除にかかる費用は、被害の規模・作業内容・建物の構造によって異なります。以下は一般的な費用の目安です。
| 作業内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 現地調査・お見積り | 無料〜5,000円程度 |
| 捕獲・罠設置(1基あたり) | 15,000円〜30,000円程度 |
| 捕獲後の処分費用 | 5,000円〜10,000円程度 |
| 侵入口の封鎖・修繕 | 20,000円〜80,000円程度 |
| 屋根裏の清掃・消毒・糞の除去 | 30,000円〜100,000円程度 |
被害が長期間にわたっている場合や、屋根裏に大量のため糞がある場合は、清掃・消毒費用が高くなる傾向があります。侵入口の封鎖を怠ると再侵入のリスクが高いため、捕獲だけでなく再発防止工事までセットで依頼することをおすすめします。
市役所・行政への相談について
アライグマ被害に関しては、まず町田市 環境資源部 環境共生課へ相談することも一つの選択肢です。市役所では、アライグマに関する情報提供や、箱罠の貸し出し、相談先の案内を行っています。
ただし、行政の対応にはいくつかの限界があります。
- 市が直接捕獲作業を行うケースは限られており、基本的には自己対応または業者依頼を促す形になります
- 罠の貸し出しを行っている場合でも、捕獲許可の取得手続きや運用は申請者(住民)側の責任になります
- 捕獲後の処分についても、個人では許可なく行えないため、結局は専門業者への依頼が必要になる場合がほとんどです
行政への相談は情報収集の第一歩として有効ですが、実際の被害解決には専門業者への依頼が最も確実かつ迅速な手段です。
補助金・行政支援について
東京都では区市町村と連携した有害鳥獣捕獲事業を実施しています。町田市ではアライグマの箱罠貸し出しなど、一定の行政支援が受けられる場合があります。
町田市にお住まいの方が補助を受けるためのポイントは以下のとおりです。
- 補助制度の有無・内容は年度によって変わるため、町田市役所の環境共生課で最新情報を確認することが重要です
- 補助を受けるには、事前申請が必要なケースがほとんどです。工事着工後の申請は認められない場合があります
- 東京都環境局からの広域的な支援制度が利用できる場合もあります
補助金の活用によって自己負担を抑えられる可能性があるため、業者への相談と並行して行政窓口への問い合わせもあわせて行うことをおすすめします。
信頼できる業者の選び方
アライグマ駆除業者を選ぶ際は、以下のポイントを確認してください。
- 特定外来生物の捕獲許可を取得しているか:許可のない業者への依頼は、法的リスクを伴う可能性があります。必ず確認しましょう
- 現地調査・見積りが無料または明確か:訪問前に費用の目安を提示し、見積り後に追加費用が発生しないか確認することが重要です
- 再発防止工事(侵入口封鎖)まで対応しているか:捕獲だけでは再侵入を防げません。侵入口の特定・封鎖・消毒まで一貫して対応できる業者を選びましょう
- 実績・口コミが確認できるか:東京都多摩地域や町田市での施工実績があるか確認しましょう
- アフターフォロー・保証があるか:駆除後の一定期間、再発した場合の対応保証があると安心です
よくある質問(FAQ)
Q. 町田市でアライグマを見かけました。自分で捕まえてもいいですか?
絶対に自分で捕獲しようとしないでください。 アライグマは特定外来生物法により、無許可での捕獲が禁止されています。違反した場合、個人でも3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される可能性があります。見かけた場合は、専門業者または町田市 環境資源部 環境共生課へご連絡ください。
Q. 町田市のアライグマ駆除にかかる費用は?
被害の規模や作業内容によって異なりますが、捕獲・処分・侵入口封鎖・消毒を含む総額で5万円〜80万円程度になるケースが多いです。初期段階であれば5〜15万円程度で対応できる場合もあります。まずは無料の現地調査・見積りを依頼して、正確な金額を確認することをおすすめします。
Q. アライグマに噛まれたり引っかかれたりした場合はどうすればいいですか?
すぐに傷口を石鹸と流水で十分に洗い流し、医療機関を受診してください。アライグマは狂犬病や回虫などの感染症を保有している可能性があります。受診の際には、アライグマに接触したことを医師に必ず伝えてください。また、町田市保健所への連絡もあわせて検討してください。
本記事の情報は2026年8月時点のものです。補助金制度や行政対応の詳細は最新情報をご確認ください。